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2024/05/17 12:11 |
結局、勉強が楽しいって何だ?
「勉強が楽しくなる塾」としてやっています。

実際、始めて間もない生徒さんの一部を除けば、ほとんどの生徒さんの

勉強しているときの「雰囲気」が変わってきていて、いつも一人で感動しています。


  追い込まれているわけでも、ガツガツ/カリカリしているわけでも、

  だらだらしているわけでも、はしゃいでいるわけでもない、

  独特の落ち着きが出て来るんですね。私の好きな雰囲気。

  そして、そうなればもう安心してみていられます。


さて、そうなるまでのプロセスについて。

  1.結局、上記の状態は、生徒たちは何をしているのか?

    彼らはどうやら、問題との対話、事故との対話を始めています。

    何が求められているのか、それに対して自分がどういうアプローチをとっているのか、

    どこがポイントなのか、そういったことを考えています。

    「自学リテラシー」と名づけたリテラシーのひとつです。

  2.そうなるために、何をしているのか?

    2.1. 答えの正解不正解、テストの点数を、こちらは意識しない(という姿勢を見せる)

      正解不正解、テストの結果については、いやでも本人はわかっています。

      それを、追い討ちを掛けるようにとやかく言っても、言っている方は満足でも、

      効果はありません。

    2.2. プロセス重視

      それよりも、プロセスを大切にして、正解しようが、間違っていようが、

      何をどう考えたのか、それはいったい何なのか?

      なぜ間違えたのか、どこがポイントか、この問題は何を問うているのか、どこで引っ掛けようとしているのか。。。

    2.3. 対話

      上記の内容を、対話形式で進めます。

      対話の中でのきづきが、自分との対話を始めるきっかけになります。

  3. 余計なことをしない

    出来る問題は、いくらやっても出来るだけ、せいぜいミスが出るだけなので、

    やる意味は、生徒にとってはありません(生徒はないと思っています)。

    もちろん、先生側には、理解を確認する、わかっているつもりだけど、

    わかっていないので不安、という意味はあるのですが、生徒は結局飽きてくるだけです。


    では、出来ない問題をやればいいのか?それもNOです。

    出来ない問題なんて、面白いはずがありません。


    じゃあ一体どうすればいいの?

    単純なことです。

    出きるか出来ないかのぎりぎりのところの問題だけをやればよいのです。

    ぎりぎりできれば、うれしいし、

    ぎりぎりできなければ、くやしい。

    こういう感情が生まれて始めて、意欲が沸いてくるのだと思います。


    これは絶対に、集団授業では無理。

    そして、やる気のない、意識の低い、人の心理が見えない先生でも、絶対に無理。

    それらの条件を満たした先生が、しかも複数人で一人の生徒を見ているからこそ、

    可能になっているのだと思います。

結局は、

  面白い   = 適切なフィードバックが得られる

  つまらない = 適切なフィードバックが得られない

だけなんだと思います。好きなことってそうだし、大人だってそうですよね。

当たり前のことを、当たり前にやる、それが勉強好きへの近道です。
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2008/10/10 20:03 | Comments(0) | TrackBack() |
青山プレップスクール流 超実践型インターン
先月から、新しいチャレンジが、ひそかにスタートしています。

それは、大学生のインターンです。

大学生のインターンなんて、いまどき珍しくないと思いますが、青山プレップスクールがやるとなれば、中身が違います!

【普通のインターン】

普通といってもいろいろあるのですが、基本的には以下の2つのパターンが多いようです。

1.バイトと変わらない

2.いい会社に見せるために、完全に準備されたもの

【青山プレップスクールのインターン】

最先端の現場に、放り込まれます。完全にプロジェクトの1メンバーとして、参画しています(かなり大きなプロジェクト!)

・ 社長と同席しての重要なお客さまとの、”シビアな”打ち合わせ

・ 制作や提案のの一メンバーとして、重要な調査や資料作成

”本物”志向の青山プレップスクールらしい、”本物”のインターンです。

今回、参加しているのは、上野大和。東京大学経済学部の3年生です。

そして、お世話になっているのは、株式会社ブレインさま。いつもお世話になっております。

【なぜ、上野大和】

彼は、当塾で主に高校生を中心に、英語の指導をしています。

彼の理論的な指導は、彼の頭脳の明晰さを表しています。

そんな彼ですが、さすがに就職活動を始めると、自分を見失いがち。。。

そもそも、社会のことなんて、仕事のことなんて、まったく知らないし。。。

いろんな企業の人の話を聞いたり、アクティブに活動していましたが、

今ひとつぴんと来ていなかったようです。

そこで、「体当たりで、本当の現場にぶち込んであげようか」、ということで、始まりました。

【なぜ、ブレイン】

株式会社ブレインさんは、いつも何かとお世話になっている、 映像コンテンツの制作や、各種イベントの企画、システム構築など本当に幅広く手がけている会社さんです。

ご近所と言うことで、親しくさせていただいているのですが、私はとても素敵な会社だと感じています。

社員数は、おそらく100名ほどでしょうか。何がすばらしいかと言うと、「自由と規律、そして、勢い」です。

私は、以前、日本オラクル、フューチャーアーキテクトと言った、今は一部上場企業になってしまった企業に、

まだ小さな誰も知らない会社であった時代に、在籍していました。

これらの会社も、「自由と規律、そして勢い」を非常に感じる会社でした。

年齢、立場、役割は違っていても、「仕事が出来る人」に対する、純粋なリスペクトが、会社全体にあったと感じています。

愚痴とか、不満とか、言ってる暇があったら、実際にやってしまえ!

そんな雰囲気でしょうか。

私は、20代を通じて、単なる偶然でしたが、このようなすばらしい会社にいられたことを、とても貴重ないい体験であったと思っています。

そして、これからの人たちにも、ぜひその体験をして欲しいと思っています。

そういう意味で、ブレインさんは、”まさに!”そういう会社です。

さてさて、ビッグプロジェクトに、何も知らない人間を組み入れていただきましたが、

これからどうなるでしょうか。

また報告いたします。


2008/09/09 12:39 | Comments(0) | TrackBack() | 保護者さま
数学の問題に慣れてきた
高校3年生のお母さまからのメールです。
(通塾3ヶ月)

世話になります。
息子は「数学の問題に慣れてきた。」
と言っていましたので、苦手意識が少々解消されてきた
かもしれません。


お母さまとのコミュニケーションが非常にうまく行っている生徒さんです。
お母さまと私も、毎回のように生徒さんの様子や今後の方針についてやり取りしています。


そして、今回の「慣れてきた」との発言。


非常に重要な発言かもしれませんので、今後の動向に注目です!


数学の問題に対して、
■ 何を答えることを期待されているか
■ どういう風にやれば、目処が立ちそうか

この辺りの感覚が育ってくると、「慣れてきた」という表現に表れてくるからです。


答えを読めばわかるけど、自分で解けない生徒さんは、ここでいう「慣れ」が
出来ていないことが多いです。

そして、この「慣れ」は、もちろんひたすら量をこなせば、身に付けられるかもしれませんが、
もっと効率よく「慣れる」方法があります。

(注意:まだ、答えを読んでもよくわからない問題が多いようですと、当てはまりません)


それは、答案の「要約」を作ること、そしてそれを誰かに見てもらうことです。

「結局それってこういうことですよね」、「この問題から、こういうことも考察できますね」

なんてのが、わかってくると、もう鬼に金棒です。後は伸びるだけ。

この要約は、出来れば誰か(友達でも可)に見てもらったほうがいいです。

フィードバックがあることがとても重要です!

「要約」と「そのレビュー」を繰り返し行うことで、かなり効率よく数学を進化させることが出来ます。



それが出来てきているかどうかは、問題文の読み方に表れてきます。
問題文を丁寧に読むこと、その意味を正しく理解することの重要さを理解するからです。


そして、その姿勢は、受験だけでなく、生徒さんの一生の宝物になります。

この姿勢を身に付けるためだけに、数学を勉強して来たんじゃないか?
と、社会に出てから思うと思います。

2008/09/08 13:12 | Comments(0) | TrackBack() | 高校数学
楽しくなければ意味がない。。。と思うのですが。
勉強って、楽しくてもよいのでしょうか?

うちの塾では、「勉強が楽しくなること!」を、最大のテーマとし、

また実際に通っていただいている生徒さんは、まさにそれを実感していると思います。

その結果(?)、学校の成績も自然に伸びてきます。


そもそも、私は教育学部出身ではないのでわからないのですが、
勉強は楽しくても良いのでしょうか?
私は、「楽しくなければ意味がない」くらいに思っていますが。


ベースに楽しさがあるからこそ、長続きしますし、
たとえ一時的に、一見苦行に思えることでも、乗り切れるのだと思います。


そして、生徒さんたちの将来を考えると、もっとそう感じます。


彼らが大人になる頃は、今からは到底想像つきませんが、

今よりもさらに、「何かに秀でること」が望まれる時代になっていると思います。

逆に言えば、”言われたことは、そこそこできるけど、それだけしかない”ような人は、なかなか苦労すると思います。


楽しむこと、楽しみを見つけること、楽しみ方を見つけること


そういう能力が、決定的に不足している人をよく見かけます。

この人は、何が楽しいんだろう?と思ってしまいます。



もちろん、人生楽しいことばかりではありません。

やらなければならないこともたくさんあります。


でも、だからこそ、楽しみ方を見つける能力が大切なのだと思います。


楽しい⇒もっとやる⇒うまくなる⇒もっと楽しくなる


この循環を、自分の中で製鋼体験として蓄積し、

さらに自ら作り出せるようなトレーニングが、本当に必要だと思います。




ところが、生徒さんに学校の話を聞くと、正直に申し上げて、

そこまで努力しているような気配は感じられません。

他の塾はと言えば、機械のように問題を解けることだけを求められているようです。



集団形式が中心では、所詮無理だと思いますし、

個別や1:1であっても、教える側にどこまでの意識があるのか。。。属人的な世界ですよね。



だって、何を楽しいと感じるかは、人それぞれだし、

そもそも楽しむ必要なんてないと思っている人すらいるようですし。。。


2008/09/05 15:42 | Comments(0) | TrackBack() |
「手柄」について
「道誉なり」

単なる息抜きとして、何となく寝る前に読み始めました。
(他に読むべき本がたくさんあるのですが。。。)

その中で、少し気になる場面が出てきました。

わずか、3千人の兵で、2万人の兵を壊乱させた主人公ですが、
それは状況のなせる業であったとし、少しも自分の手柄だとは思っていません。
征夷大将軍になる前の、足利尊氏は、この主人公に対して、腹は立ったが、
一方では痛快だと感じていました。
なぜなら、 当時(鎌倉幕府崩壊直後)、世の中が乱れ、
ちょっとしたことでも、自分の手柄だと主張する輩がはびこっていたからです。


これを読んで、いろいろなことを考えてしまいました。。。

塾や予備校でよくやっている、合格実績っていったい何でしょう!

あれも、「他人の手柄を、さも自分の手柄のようにひけらかしている一例」ではないでしょうか?

がんばったのは生徒であって、合格したのも生徒です。

塾は、そのお手伝いをちょっとしただけではないでしょうか?


もしも、仮に、本当にその塾の力(?)で合格したのだとしても、
その塾に通っていた生徒さんは、どう感じるでしょう?

「私は、あの塾に通ったから合格したんだ」

そして、そういう成功体験を持った生徒さんは、将来自分が厳しい局面に立たされたときに、
どういう考え方をするでしょうか?

「誰か詳しい人に、やり方を教わって、その通りやればいいんだ」

もし、それで結果が出れば、ますます自分で何とかしよう!という気持ちが育つ機会を失い続けるでしょう。

もし、それで結果が出なければ、「あいつが悪かった」と他人のせいにするでしょう。


”指示待ち人間”は、決して社会では認められません。
これからの時代、ますますその傾向は強まるでしょう。


そこまで将来のことをしっかり考えて、ああいうことをしているとは、
ちょっと思えません。

もちろん、しっかりした塾や先生もいるでしょうが、業界全体としては、
魑魅魍魎の世界だなと、本を読んで感じました。

2008/09/04 16:35 | Comments(0) | TrackBack() |
ネット会員モニター募集
今でも十分忙しいのですが、生徒さんのこと色々考えるうちに、

今、こういうサービスを企画しています。

・勉強の内容は、すべてオンラインで無料で教える。

・勉強計画の管理のみ、有償とする

サービス内容的にも、インフラ的にも、ビジネス的にも、

まだまだ詰めなければならないと思いますが、

まずは小さなところから初めていきたいと思います。



≪三平方の定理が、誰にどのように、直接的に役立つのかは、正直疑問がありますが≫

計画管理は、ほとんどすべての生徒さんの将来に役立つと思います。



一人一人、人生の目標は異なりますので、個別指導は、個別にやっていますが、

計画管理については、もっとうまく出来るのではないかと思います。


そして、現場の中で、人より、少なくとも2倍以上、学ぶ

というのは、私が昔から心がけていることであり、

恥を忍んで言えば、自信のあるところでもあります。

2008/07/16 15:59 | Comments(2) | TrackBack() | 保護者さま
塾講師は大変です
塾講師、家庭教師というと、大学生にとっては、

「ラクで、割の良い仕事」

という印象があるのではないでしょうか?

実際私も学生時代はそう思っていましたし、

今学生たちが気軽に起業ごっこのようなことをしているのも、この分野だと思います。

彼らも社会に出て、一般の仕事を始めれば、その厳しさを知ることになるのですが、

今は気付きようもないのでしょう。

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しかし、うちの塾には、そのような方はいて欲しくないと言うか、

いてもらっては困ります。

そのために、学生の教育(心構え的なことから、指導テクニックまで)に

口うるさく力を入れています。

ほとんどの指導の横で、私が聞いていて、

おかしいところがあったら、その日のうちに指摘、改善を求めています。

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厳しくしているのは、第一義的には、

「生徒さんのため」

です。でも、それだけではないと思います。

しっかりした仕事の習慣を身に付けることは、大学生にとってもものすごくプラスになるのです。

そういうつもりで、コスト度外視でこちらもやっていますし、

それを理解していただける学生さんに来ていただいています。



関わる人すべてにとって、プラスになること



そのために、日々頑張っています。

2008/07/04 15:34 | Comments(0) | TrackBack() |

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