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2024/11/24 19:41 |
数学の問題に慣れてきた
高校3年生のお母さまからのメールです。
(通塾3ヶ月)

世話になります。
息子は「数学の問題に慣れてきた。」
と言っていましたので、苦手意識が少々解消されてきた
かもしれません。


お母さまとのコミュニケーションが非常にうまく行っている生徒さんです。
お母さまと私も、毎回のように生徒さんの様子や今後の方針についてやり取りしています。


そして、今回の「慣れてきた」との発言。


非常に重要な発言かもしれませんので、今後の動向に注目です!


数学の問題に対して、
■ 何を答えることを期待されているか
■ どういう風にやれば、目処が立ちそうか

この辺りの感覚が育ってくると、「慣れてきた」という表現に表れてくるからです。


答えを読めばわかるけど、自分で解けない生徒さんは、ここでいう「慣れ」が
出来ていないことが多いです。

そして、この「慣れ」は、もちろんひたすら量をこなせば、身に付けられるかもしれませんが、
もっと効率よく「慣れる」方法があります。

(注意:まだ、答えを読んでもよくわからない問題が多いようですと、当てはまりません)


それは、答案の「要約」を作ること、そしてそれを誰かに見てもらうことです。

「結局それってこういうことですよね」、「この問題から、こういうことも考察できますね」

なんてのが、わかってくると、もう鬼に金棒です。後は伸びるだけ。

この要約は、出来れば誰か(友達でも可)に見てもらったほうがいいです。

フィードバックがあることがとても重要です!

「要約」と「そのレビュー」を繰り返し行うことで、かなり効率よく数学を進化させることが出来ます。



それが出来てきているかどうかは、問題文の読み方に表れてきます。
問題文を丁寧に読むこと、その意味を正しく理解することの重要さを理解するからです。


そして、その姿勢は、受験だけでなく、生徒さんの一生の宝物になります。

この姿勢を身に付けるためだけに、数学を勉強して来たんじゃないか?
と、社会に出てから思うと思います。
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2008/09/08 13:12 | Comments(0) | TrackBack() | 高校数学

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