（男の子を持つ）お母さんのための、数学マニュアル

自分もそうでありたいし、
あなたもそうあってほしい。

浅学の誹りを顧みずに書くならば、

知らないことへの恐怖というのは、長い人類の歴史の中でずっとあったのだと思います。

ギリシア人は、「対話」の中に解を求め、
ローマ人は、新しい「神」としてどんどん取り入れ、
キリストは、愛しなさい、
キリスト教は、教会を信じなさい
イスラムは、コーランにすべて書いてある
仏陀は、煩悩だといい、
孔子は、先人に学びなさい
老子は、知らない方がいいよといい、
荘子は、知ってると思ってることもずいぶん怪しいもんだ、と
神道は、清めましょうといい、
ルネサンス人は、ちゃんと自分の目で見ようと
科学者は、実験してみよう
医者は、病気じゃないよといい、
マルクスは、団結せよ、と

呪術家、占い師、カルト、経営者、コンサルタント。。。

それぞれ、そうだと思うし、どれか一つにはやはり決められない。

知ろうという気持ちを、
特定の分野に限定したり、逆に誰かに委ねてしまった瞬間から
おかしなことが始まる
視野の狭い話は、時として害になることも