★★★☆☆ 「「ゆとり教育」と「学力低下」の間で迷走を続けている教育改革の鍵は、教師が握っているにもかかわらず、そこがほとんど手付かずのまま放置されている。なぜか?そこにはどのような力学が働いているのだろうか。著者は公私立高校の教師や管理職を歴任し、塾・予備校の管理・運営に責任者として携わり、今なお教育NPOに関わるなど、教育のあらゆる局面に立ち会ってきた。教育委員会や教員組合、PTAとの関係なども含めて、不透明な教師社会の実態を解明し、ラジカルではあるが実現可能な改革案を提示する。」 教育の現場で起こっていること、ダメな教師とはどんな教師か、知りたくて読んでみた。 組合、教師=悪、校長、生徒、父母=善という単純な図式が、どうかとは感じますが、 学校という閉鎖的な環境、実社会を知る機会のない教師、 教育という生身の人間同士のぶつかり合い、そもそも人が人を何を持って評価するのか。 いろんな矛盾があることはよくわかりました。 |
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