★★☆☆☆
知ってる内容が多かったので。
松陰先生にはいつもお世話になっております。
先日もお参りさせて頂きました。
コンパクトにまとまっていていい本です。
松陰先生の号「二十一回猛士」の説明で、どうして
吉田 = 十 + 十一 + 回 = 二十一回というのを
書かなかったんだらう。
意図的なんだろうけど、そこだけ欠落しているようで。
そういうちょっと遊びみたいの、そして21が唐突に出てきた
わけではないこと、面白いと思うんだけど。
巻末にある、戦前の教科書に載せられた歌がとてもいいです。
戦前さんざん利用されてしまったため、
戦後は評価されづらくなってしまったのでしょうか。
昭和56年から、萩市立明倫小学校では、松陰先生の歌などを、
朗唱をされているそうです。
一年生分だけ、引用。
一学期
「今日よりぞ 幼心を打ち捨てて 人と成りにし 道を踏めかし」
二学期
「世の人は よしあしごとも いわばいえ 賤が誠は神ぞ知るらん」
三学期
「親思うこころにまさる親ごころ きょうの音ずれ 何ときくらん」
一年生からこれです。
「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」(松陰)
「死して不朽の見込みあらば、いつでも死ぬべし
生きて大業の見込みあらば、いつまでも生くべし」(松陰→晋作)
「面白きこともなき世に面白く すみなすものは心なりけり」(晋作)
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