★★★★★ 職人の純粋な世界 サグラダ・ファミリアの建築に日本人が関わっているとは知らなかった。 それも、「飛び込み」から。 あの独特な建築が、設計図もない、重要な模型も破壊された状態から、どうやって完成させるのか? ガウディと同じ未来を見つめる。 ・一見奇妙に見える形も、職人の立場からは、実はシンプルであること ・教会が建築でありつつ、巨大な楽器であること 等、示唆に富んだ内容です。 |
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★★★★☆ 小説とはまた違った世界 小説は小説でいいし、こちらはこちらで真実に迫っている感がすごい すごい |
★★★★★ ★ 「戦国時代の中国、特異な非攻の哲学を説き、まさに侵略されんとする国々を救援、その城を難攻不落と化す謎の墨子教団。その教団の俊英、革離が小国・梁の防衛に派遣された。迫り来る敵・趙の軍勢は2万。梁の手勢は数千しかなく、城主は色欲に耽り、守備は杜撰であった。果たして革離はたった一人で城を守り通せるのか―史実を踏まえながら奔放な想像力で描く中島敦記念賞受賞作。」 墨家、不思議な集団です。 もう一回ゆっくり読みたいなと思っています。薄いし。 |
★★★★☆ 第一回ファンタジーノベル大賞受賞作。 大真面目な風を装った、なかなか薀蓄盛りだくさんの楽しい本です。 |
★★★★☆ 孔子と顔回のお話。 儒教成立のころ。 「聡明で強い呪術の能力を持ちながら、出世の野心なく、貧しい人々の住む陋巷に住み続けた顔回。孔子の最愛の弟子である彼は師に迫る様々な魑魅魍魎や政敵と戦うサイコ・ソルジャーだった…息づまる呪術の暗闘、政敵陽虎との闘争、影で孔子を護る巫儒の一族。論語に語られた逸話や人物を操りつつ、大胆な発想で謎に包まれた孔子の生涯を描く壮大な歴史長編、第一部。」 なかなか面白いです。 が、先が長い。。。。全13巻。 |
★★☆☆☆ 著者に惹かれて。 昔、「八甲田山死の彷徨」を読んだなあと。 長編かと思いきや、短編集でした(買う前に中見なさい)。 ちょうど松本に行ったりしたので、タイムリーでもありました。 旅のお供にちょうどいい感じではあります。 |
★☆☆☆☆ 個々議論はそれなりだが、全体として? ただし、今後中国まで参加して、今の形で経済が進んでいくとも思えない。 新しい価値観が求められている。 そういう何か?の前に、今我々が常識だと思ってることも変だよ、と。 だから(?)、私は最近、宗教とか呪術とかが常識だったころのことを調べてみたいなと思っています。 未来はそれだ、という意味ではなく。 |