★★★★★ ★★ 「人混み、車、アリ、インターネット…世の中、渋滞だらけである。生まれたばかりの研究「渋滞学」による分野横断的な発想から、その原因と問題解決の糸口が見えてきた。高速道路の設計のコツから混雑した場所での通路の作り方、動く歩道の新利用法まで。一方で、駅張り広告やお金、森林火災など、停滞が望ましいケースでのヒントにも論及。渋滞は、面白い。」 「モノ」等、対象そのものではなく、 そこにあらわれる現象やプロセスに興味を持って、というところが面白い。 渋滞という現象に興味を持って、単純なトイ・モデルを作って、 モデルの検証⇒方向性があってそうなことが確認できたら、 その手法で、いろいろな分野に応用してみる。 わたしもこういうことがやりたいなあ。 |
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★★★★★ ★ 単に私の勉強不足である可能性も高いが、 日本にいるとどうしても - 日本が如何に異質か、独特ないい文化を持っているか - 日本が如何に異質か、遅れているか のいずれかに情報が偏り勝ちになってしまう。 だからどうしても、 - 日本は日本で、このままでいい、もしくは独自路線を歩めばいい - 欧米はすばらしい のいずれかへ誘導されてしまう気がします。 本書を読むまでは、 「ドイツは、日本よりも少し小さい国土、人口で、 経済もしっかりしてるし、働く人達も余裕があっていいなあ」 と漠然と思っていました。(それはそれで無知すぎるが。。。) 少子高齢、環境との共存、高い労働コスト、教育の崩壊、危機感の欠如 |
★★★★☆ 楽天イーグルスのことを知ってみたかったのですが、 それももちろん知ることはできたのですが、 島田さんの過去もとても面白かったです。 以下、内容紹介を引用。 「経営の本質を見極めれば、業種はもはや無関係である。 38勝97敗1分。新規参入した楽天イーグルスで初年度、不可能と言われた黒字化を達成。三木谷氏に「カルロス・ゴーン氏にも匹敵する」と言わしめたその卓越した経営力、ビジネス戦略のロードマップとは? インテリジェンスを共に立ち上げた盟友・宇野康秀氏、当時の部下・藤田晋氏、ビジネスパートナー・三木谷浩史氏……志を共にした仲間との日々ーー。 」 |
★★★★★ ★ 要素を集めて、トータルにデザインし直すことを本書では、「編集」と呼んでいます。 つまり、私たちの脳がやっている作業のほとんどは、「編集」です。 その「編集」を分類したり、例題を挙げたり。 再構築=デザイン=編集 このあたりの言葉に最近反応しています。 もう一回後で読もう。 |
★★★★☆ なぜか最近、音楽に興味が出てきました。 iPod Shuffleを買ったからかもしれません。 (使い方はよくわからずに、苦戦していますが) 著者がいかにジャズに惚れ込んでいるか、いい本です。 が、興味を持った時に、本から(からってわけでもないけど)入るのは、 我ながらどうかと思います。 |
★★★★☆ 宮大工 西岡常一さんの本とともに、職人本もなかなかよいです。 著者は自分の仕事を「技術者」と呼びます。 実際の作業は大工さんがしますが、その設計図を描くのが「技術者」だそうです。 大工の作業そのものも、親の家業として小さいころから見て ある程度(相当に?)できるのですが、図面を描くという世界もおもしろいものだ。 図面描きたくなります。 今の歴史的建築物も、時代の流れの中で結構変化してきていることが、 そんなこと知りもしなかったから、 とても新鮮で、保存修理という世界、考え方、面白いです。 |
★★★★★ 「朝日新聞の名文記者が編集局長に就任、3000人の記者集団のトップとして初めて情報処理の秘訣を明かした。30年の記者生活で身につけた基本技である5原則を駆使して、IT社会の情報の海を泳ぎ切るヒントを説く。必要な情報を探すコツは? メモを取る時に大事なことは? 世の中の「からくり」を知るには? ビジネスパーソンの基本能力、「情報力」を身につけたい人の必読書!」 新聞記者だけでなく、あらゆる仕事上のコミュニケーションに役立つというか、 そんなことはみんな知ってるんだけど、いざやるとなると難しい。 それをうまく整理して、いろいろなエピソードとともに。 もう一回読もう。 |