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2024/11/24 21:38 |
つまらない問題を、つまらないと言えるために
計算問題は、かならずその後に、応用問題がありますよね。

で、本丸はこっち(応用の方)です。

応用問題を考えることが、「今もっている知識を使って、課題を解決する」と言う意味で、
ある意味では、創造的な「作業」になり、
学校で必修として数学を勉強する意味はこの辺りにあるのではないかと思います。

ですから、計算練習はあくまで「手段」ですよね。


ところが、この計算問題。やたら難しいのもあるんですね。

もちろん、楽しみながらできる子にとっては、楽しいからいいのですが、
そうでない子にとっては、数学嫌いになってしまうきっかけであり、
数学=計算と勘違いしてしまうきっかけにもなってしまっています。。。

今日の指導では、そうなりかけていた生徒さんだったので、

思い切って(!)以下のようにお話しました。


<状況説明>
・やたら変な数字が答えになる計算問題(むしろ現実はそっちの方だというお話はした上で)
・答えが変になりそうだから、途中で止まって見直しばかりで、進めない
・そのうちつまらなくなってきて、眠くなってきてしまった


1.こういう問題は、計算力に自身のない子にとって、精神力を鍛えられるよね

2.こういう問題は、基本的にはつまらない問題です。
  ですが、つまらない問題を、つまらないと言うには、
  きちんとできてからの方が、かっこいいよね。
  (出来ない癖に、文句ばっかり言うなって言われたくないよね)

  だから、こういう問題こそ、間違えない!

  最後には検算すればわかるから、自信を持って最後までたどり着こう

  ○○君の場合は、基本的な計算力は十分あるから、
  もし、検算で違っていることがわかったら、
  「符号のミス」を中心に探していこう!

面倒くさい問題だから、間違えても仕方がない

面倒くさい問題こそ、間違えたくない

という意識に少し変わってきたでしょうか。

後は、出来たときにすごくほめてあげると、本当に楽しそうでした。
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2008/06/06 22:10 | Comments(0) | TrackBack() | 中学数学

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