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2024/11/25 12:50 |
「ウェブ人間論」



★★★☆☆

「日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか──。ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の世界に生きる平野啓一郎が、その変化の本質と未来を徹底的に話し合った、熱く刺激的なウェブ論。」

対談の取り合わせは面白い。
ウェブ論ではあるかもしれないが、人間論かと言われると。。。
それを期待しただけに、そのまま終わってしまった感じ。


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2007/01/31 21:39 | Comments(0) | TrackBack() |
「アドルフに告ぐ」



★★★★☆

「ナチス興亡の時代を背景に三人のアドルフの運命を国際的なスケールで描いた筆者畢生の大作、全五巻。ヒトラーの出生の秘密とは?」

差別はなくならない。人はそれぞれ異なるから。

一人の個人から見て、世界は知り尽くすにはあまりに広く、人は分かり合うにはあまりに多く、歴史は人生に比べてあまりに長い。
そこで考え方は大きく3つの道に分かれる。
1.今自分が知っている世界をすべてとし、大切にそれを守る
2.どうせ分かりっこないから、空しい=>惰性で生きる
3.まだまだ知らないことが多いから、もっともっと知ることができる

1は意識的に、2は無意識的に、いわゆる差別を生む。
もっともっとできることはあるはず。



2007/01/30 19:10 | Comments(0) | TrackBack() |
「ブッダ」




★★★★☆

手塚治虫氏によるブッダの物語です。 全12巻。

手塚治虫の漫画をちゃんと読んだのは、恥ずかしながら初めてです。
まだはじめのころ(ブッダの生まれる前)なので、無常というか、
混沌とした世界です。

奴隷のチャプラ、不思議な能力(動物にのりうつる?)を持つタッタ(付加触賎民)など、社会の弱者ではあっても、無常感から怠惰に陥らず、何とか立ち上がろうとする者。
若き悩める僧侶、ナラダッタ。
そして人を救うために自ら火に飛び込んだウサギの逸話など。
これからブッダを世に迎える準備ができました。
王子として生まれるブッダが如何に、彼らと関わりあっていくのか。

しかし、動物たちまでもから、生まれるのを期待されるブッダとは、いかなる存在、いかなる奇跡。



2007/01/30 18:48 | Comments(0) | TrackBack() |
「若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来」



★★★★☆

「今や、入社3年で3割の若者が会社を辞める時代になった。本書は、「内側から見た富士通」の著者である城繁幸氏が、若者世代を覆う「閉塞感の正体」を指し示す。特にIT技術者は深刻で、明確に30歳で昇給を頭打ちにしている企業も珍しくない。キャリアパスを早期に閉ざされた30代がモチベーションを消失し、メンタルトラブルを抱える例が増えているという。若者が置かれている厳しい現実を知るのに適した一冊であり、ITマネジャも一度目を通してほしい。」

今の若者がなぜ。。。を知りたかった?
いえ、私自身3年ずつ変わり続けているのですが、それをどう説明しているのかと思って。
(自分でもなんだか説明できなくて)

が本書は、若者側には余りスポットはあたっておらず、会社や社会、国のあり方がそうさせるんだと。

確かに、公務員や大きな会社に限らず、あちこちで若者を食い物にする人だらけだという気はします。
特に善良そうな顔をして、意識的か無意識的にか、そのシステムの歯車として、
「リッパ」に機能している人間には、恥を知りなさいと言いたい。
いや言ってもわからないんだ。何故だか。

ただし、辞める側も、それぞれの理由で辞めているわけで、
そっちを掘り下げた方が未来が見えるのでは、という気がしています。
(それは年寄りはもう変われないだろうからというあきらめも含めて)



2007/01/30 16:21 | Comments(0) | TrackBack() |
「Web2.0的システム構築―より進化したシステムの考え方」



★★★★☆

実際のコードの説明があったり、「とにかく自分でやってみることが一番ですよ」という著者の考えに沿った、
今後社会はどうなるとか、大げさな話よりも、まずはあなたにもできますよ、という内容。



2007/01/30 16:13 | Comments(0) | TrackBack() |
「カルチェ・ラタン」



★★★★☆

「一五三六年、パリ。ある靴職人が行方不明になった。その事件に着手した新米夜警隊長ドニ・クルパンは、元家庭教師で天才的推理力を持つ神学僧ミシェルに協力を求める。二人が捜査を進めるうちに、やがてパリの闇夜にうごめく巨大な陰謀が明らかに…。宗教改革という時代のうねりの中、セーヌ左岸の学生街「カルチェ・ラタン」を舞台に繰り広げられる冒険と青春群像。西洋歴史小説の傑作。」

宗教改革初期のころのパリのお話。
軽さと重さとがうまくミックスされていて、厚い本なのに、すっと読める。
頭の中だけで考えることは、どこかいびつになっていくものなのか。
現代に当てはめるとそれは。。。マネーゲームだったりするのかな?

パリに行くことがあればぜひ、カルチェ・ラタンに行ってみたいものです。。。
(何も知らずに行ってしまったのがもったいないというか、
 それはそれでよかったんだけど、次いつか行けるんだろうか。。。)



2007/01/30 16:11 | Comments(0) | TrackBack() |
オーストラリア
TVKでどうでしょうClassicを見ています。
ごく初期の番組は、私にはちょっと厳しかった。

「サイコロ3」での、「壇ノ浦レポート」。
あれが多くの人に支持される理由が私なりにわかりました。
まさにあの後から、我々の知っている「どうでしょう」に
なってきたと感じました。

具体的には、
・ミスターの力が抜けた。というか、かなり投げやりにすら見える
 =大泉さんを評価した、ということでもあるんだと思うけど、
  それ以上に、何か「力が抜けた」感じが。
・大泉さんも吹っ切れた?まあ大泉さんはそんなに変わらないかも
 しれませんが。

そして、「オーストラリア縦断」
いいです。というか、私の知ってる「どうでしょう」の初期のころ、
って感じです。まだ、藤村Dもそれ程出てこなくて、みんな初々しいです。
とにかくいいです。これからも楽しみです。

改めて、ごく初期のころから、支え続けた道民は、すごい、すごすぎる。

2007/01/22 00:33 | Comments(0) | TrackBack() | どうでしょう

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