この違いは、頭では理解できると思います。
しかし、実際当事者として、目の前に様々な制約がある中で、お子さんが意図しない行動を取り続けるとき、
つい感情的になってしまうことは、人間として避けられないと思います。
そのイライラが、積み重なって、「本当は良くないと思いながらも」、
自分を制御できない状態になってしまうこともあると思います。
昔は、おじいちゃんやおばあちゃんが近くにいることによって、
何となく中和されたり、自制が利いたりしていた面もあるかもしれませんが、
核家族がほとんどの現代日本において、大きな問題だと思います。
そのために、できるだけ父親を巻き込むこと、
できれば、第三者もうまく使うことが重要ではないでしょうか。
塾を始めて、多くの保護者様と関わるようになって、そう感じるようになりました。
・将来どういうお子さまに育って欲しいのか、
・将来お子様とどういう関係を築きたいのか、
・そのために、今の行動は、長い目で見て正しい方向に向いているか
そんなことを、一生懸命考えて、保護者様、生徒さんと接するようにしています。
目先の結果を焦るよりも、
努力の方向を揃えることの方が、
結局有効であることは、第三者にはわかっても、当事者としては難しいことだと思います。
私も恥ずかしながら、
自分が子どもを持って、
そして、塾を始めてみて、
色々考える中で、気付いたことではあります。
しかし、実際当事者として、目の前に様々な制約がある中で、お子さんが意図しない行動を取り続けるとき、
つい感情的になってしまうことは、人間として避けられないと思います。
そのイライラが、積み重なって、「本当は良くないと思いながらも」、
自分を制御できない状態になってしまうこともあると思います。
昔は、おじいちゃんやおばあちゃんが近くにいることによって、
何となく中和されたり、自制が利いたりしていた面もあるかもしれませんが、
核家族がほとんどの現代日本において、大きな問題だと思います。
そのために、できるだけ父親を巻き込むこと、
できれば、第三者もうまく使うことが重要ではないでしょうか。
塾を始めて、多くの保護者様と関わるようになって、そう感じるようになりました。
・将来どういうお子さまに育って欲しいのか、
・将来お子様とどういう関係を築きたいのか、
・そのために、今の行動は、長い目で見て正しい方向に向いているか
そんなことを、一生懸命考えて、保護者様、生徒さんと接するようにしています。
目先の結果を焦るよりも、
努力の方向を揃えることの方が、
結局有効であることは、第三者にはわかっても、当事者としては難しいことだと思います。
私も恥ずかしながら、
自分が子どもを持って、
そして、塾を始めてみて、
色々考える中で、気付いたことではあります。
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計算問題は、かならずその後に、応用問題がありますよね。
で、本丸はこっち(応用の方)です。
応用問題を考えることが、「今もっている知識を使って、課題を解決する」と言う意味で、
ある意味では、創造的な「作業」になり、
学校で必修として数学を勉強する意味はこの辺りにあるのではないかと思います。
ですから、計算練習はあくまで「手段」ですよね。
ところが、この計算問題。やたら難しいのもあるんですね。
もちろん、楽しみながらできる子にとっては、楽しいからいいのですが、
そうでない子にとっては、数学嫌いになってしまうきっかけであり、
数学=計算と勘違いしてしまうきっかけにもなってしまっています。。。
今日の指導では、そうなりかけていた生徒さんだったので、
思い切って(!)以下のようにお話しました。
<状況説明>
・やたら変な数字が答えになる計算問題(むしろ現実はそっちの方だというお話はした上で)
・答えが変になりそうだから、途中で止まって見直しばかりで、進めない
・そのうちつまらなくなってきて、眠くなってきてしまった
1.こういう問題は、計算力に自身のない子にとって、精神力を鍛えられるよね
2.こういう問題は、基本的にはつまらない問題です。
ですが、つまらない問題を、つまらないと言うには、
きちんとできてからの方が、かっこいいよね。
(出来ない癖に、文句ばっかり言うなって言われたくないよね)
だから、こういう問題こそ、間違えない!
最後には検算すればわかるから、自信を持って最後までたどり着こう
○○君の場合は、基本的な計算力は十分あるから、
もし、検算で違っていることがわかったら、
「符号のミス」を中心に探していこう!
面倒くさい問題だから、間違えても仕方がない
↓
面倒くさい問題こそ、間違えたくない
という意識に少し変わってきたでしょうか。
後は、出来たときにすごくほめてあげると、本当に楽しそうでした。
で、本丸はこっち(応用の方)です。
応用問題を考えることが、「今もっている知識を使って、課題を解決する」と言う意味で、
ある意味では、創造的な「作業」になり、
学校で必修として数学を勉強する意味はこの辺りにあるのではないかと思います。
ですから、計算練習はあくまで「手段」ですよね。
ところが、この計算問題。やたら難しいのもあるんですね。
もちろん、楽しみながらできる子にとっては、楽しいからいいのですが、
そうでない子にとっては、数学嫌いになってしまうきっかけであり、
数学=計算と勘違いしてしまうきっかけにもなってしまっています。。。
今日の指導では、そうなりかけていた生徒さんだったので、
思い切って(!)以下のようにお話しました。
<状況説明>
・やたら変な数字が答えになる計算問題(むしろ現実はそっちの方だというお話はした上で)
・答えが変になりそうだから、途中で止まって見直しばかりで、進めない
・そのうちつまらなくなってきて、眠くなってきてしまった
1.こういう問題は、計算力に自身のない子にとって、精神力を鍛えられるよね
2.こういう問題は、基本的にはつまらない問題です。
ですが、つまらない問題を、つまらないと言うには、
きちんとできてからの方が、かっこいいよね。
(出来ない癖に、文句ばっかり言うなって言われたくないよね)
だから、こういう問題こそ、間違えない!
最後には検算すればわかるから、自信を持って最後までたどり着こう
○○君の場合は、基本的な計算力は十分あるから、
もし、検算で違っていることがわかったら、
「符号のミス」を中心に探していこう!
面倒くさい問題だから、間違えても仕方がない
↓
面倒くさい問題こそ、間違えたくない
という意識に少し変わってきたでしょうか。
後は、出来たときにすごくほめてあげると、本当に楽しそうでした。
小学生の指導には、もしかしたら一番気を使っているかもしれません。
まだそれほど自我が確立されているわけでもない時期に、塾と言う特殊(?)環境に通っていただいているわけですから。
算数を教えていることが多いですが、
特に注意しているのは、次の3点です。
1.話し方のメリハリを付ける
マンツーマン指導なので、気が散って仕方ない、と言うことはありませんが、
それでも非常に繊細です。ちょっとしたことで、一気に気が散ってしまうことがあります。
様子を見ながら、休憩も適度に入れながら、
全体として楽しい雰囲気になるように指導しています。
2.具体的に説明する
必ず図を描いたり、模型を使ったりして、具体的に説明しています。
3.わかっているか、怪しいか、こちらで判断して、機敏な対応
「わかった?」と聞いても、その答えを信用してはいけないと思います。
こちらで様子をよく観察して、少し怪しいなと思ったら、すぐにより簡単な問題で、
確認していきます。
単元同士の関係を話してあげたり、←論理的思考の成長を促します
調子がよければ先の勉強に少し触れること
(その場合は、「これは実は中学校でやることなんだけど。。。」と伝えて、
できたらものすごい自信になるし、できなくても自信を失わないように配慮)
をすると、本当に楽しみながら、理解していただけるようです。
何より、「嫌だ!」と思われないように、
勉強もなかなか楽しいなと思っていただけるように、注意しています。
特に男の子は単純だから(?)、すぐに目の色が変わってきます。
(私も何十年か前は、そんな男の子でした)
女の子の方が、「密かな自信」みたいのを好むように感じます。
まだそれほど自我が確立されているわけでもない時期に、塾と言う特殊(?)環境に通っていただいているわけですから。
算数を教えていることが多いですが、
特に注意しているのは、次の3点です。
1.話し方のメリハリを付ける
マンツーマン指導なので、気が散って仕方ない、と言うことはありませんが、
それでも非常に繊細です。ちょっとしたことで、一気に気が散ってしまうことがあります。
様子を見ながら、休憩も適度に入れながら、
全体として楽しい雰囲気になるように指導しています。
2.具体的に説明する
必ず図を描いたり、模型を使ったりして、具体的に説明しています。
3.わかっているか、怪しいか、こちらで判断して、機敏な対応
「わかった?」と聞いても、その答えを信用してはいけないと思います。
こちらで様子をよく観察して、少し怪しいなと思ったら、すぐにより簡単な問題で、
確認していきます。
単元同士の関係を話してあげたり、←論理的思考の成長を促します
調子がよければ先の勉強に少し触れること
(その場合は、「これは実は中学校でやることなんだけど。。。」と伝えて、
できたらものすごい自信になるし、できなくても自信を失わないように配慮)
をすると、本当に楽しみながら、理解していただけるようです。
何より、「嫌だ!」と思われないように、
勉強もなかなか楽しいなと思っていただけるように、注意しています。
特に男の子は単純だから(?)、すぐに目の色が変わってきます。
(私も何十年か前は、そんな男の子でした)
女の子の方が、「密かな自信」みたいのを好むように感じます。
忙しすぎて、書く時間がありません。
毎日、指導を通じてものすごくたくさん、刺激を受け、発見があるので、
書くことはものすごくたくさんあるのですが、
それをまとめている時間、書く時間がありません。。。
忙しい理由は、
1.おかげさまで、生徒さんが増え続けていること
それに伴い、様々な事務手続き等が増えています。
2.もうしわけございません。
あくまで、目の前の生徒さんを中心に考えてしまいますので、
こちらは後手に回ってしまいます。
お一人おひとりに、他の塾では決してまねできないほど、
丁寧に、言葉は悪いですが、手間ひま掛けております。
3.生徒さんに直接関係のない経費・時間は、極力抑えるようにしています。
お金持ちの、大手塾が少し羨ましいですが、
柔軟に、丁寧に、誠実に、対応させていただいていることが
ご評価いただいているところでもありますし、
プライドとして、譲れないところでもあります。
毎日、指導を通じてものすごくたくさん、刺激を受け、発見があるので、
書くことはものすごくたくさんあるのですが、
それをまとめている時間、書く時間がありません。。。
忙しい理由は、
1.おかげさまで、生徒さんが増え続けていること
それに伴い、様々な事務手続き等が増えています。
2.もうしわけございません。
あくまで、目の前の生徒さんを中心に考えてしまいますので、
こちらは後手に回ってしまいます。
お一人おひとりに、他の塾では決してまねできないほど、
丁寧に、言葉は悪いですが、手間ひま掛けております。
3.生徒さんに直接関係のない経費・時間は、極力抑えるようにしています。
お金持ちの、大手塾が少し羨ましいですが、
柔軟に、丁寧に、誠実に、対応させていただいていることが
ご評価いただいているところでもありますし、
プライドとして、譲れないところでもあります。
決して、異常行動をとったり、他人に迷惑をかけるというタイプではありません。
ただ、
1。ちょっと考えが甘い面がある
2。先生から注意を受けても、「暖簾に腕押し」状態
ということで、学校は半ば見捨てているような状況みたいです。
確かに本人にも反省すべき点は多いのですが、
そもそももう、学校とのコミュニケーションは断絶してしまっているような気がします。
高校は義務教育ではないし、まして私立の学校ですから、「いやなら辞めれば?」
ということなのかもしれませんが。。。
私が見るところ、彼は別に何か異常があるとかいうわけではなくて、
ただ少し、自意識が強いというか、プライドが高いというか、
それが現状うまく結果と結びついてこないので、入り組んで複雑になっている状況に見えます。
「自分がよくわからない」これは、10代にはよくあることですし、
大人にとっても解決できる問題ではないと思います。
私はずっと、彼に対して、その複雑に入り組んでいる「イライラのもと」を
少しずつ解きほぐして、自分を客観的に見る見方について話しています。
話は、ぐっと進む時もあれば、逆戻りしてしまうこともあります。
なんと言っても、週に1回のつきあいですから。
でも、我慢強く之からも続けるつもりです。
この辺が、「単に成績あげますよ」と言っている塾や
人間としての経験の少ない家庭教師、大学生には難しいんだろうなと思います。
実際、彼の場合も数々の塾や家庭教師を渡り歩いて、
状況は、良くなるどころか、悪くなる一方だったみたいです。
いつから、この国は、教育に本質的に取り組まなくなってしまったんでしょう?
ただ、
1。ちょっと考えが甘い面がある
2。先生から注意を受けても、「暖簾に腕押し」状態
ということで、学校は半ば見捨てているような状況みたいです。
確かに本人にも反省すべき点は多いのですが、
そもそももう、学校とのコミュニケーションは断絶してしまっているような気がします。
高校は義務教育ではないし、まして私立の学校ですから、「いやなら辞めれば?」
ということなのかもしれませんが。。。
私が見るところ、彼は別に何か異常があるとかいうわけではなくて、
ただ少し、自意識が強いというか、プライドが高いというか、
それが現状うまく結果と結びついてこないので、入り組んで複雑になっている状況に見えます。
「自分がよくわからない」これは、10代にはよくあることですし、
大人にとっても解決できる問題ではないと思います。
私はずっと、彼に対して、その複雑に入り組んでいる「イライラのもと」を
少しずつ解きほぐして、自分を客観的に見る見方について話しています。
話は、ぐっと進む時もあれば、逆戻りしてしまうこともあります。
なんと言っても、週に1回のつきあいですから。
でも、我慢強く之からも続けるつもりです。
この辺が、「単に成績あげますよ」と言っている塾や
人間としての経験の少ない家庭教師、大学生には難しいんだろうなと思います。
実際、彼の場合も数々の塾や家庭教師を渡り歩いて、
状況は、良くなるどころか、悪くなる一方だったみたいです。
いつから、この国は、教育に本質的に取り組まなくなってしまったんでしょう?
もう、高校生になっても、その時の成功体験から逃れられないんですね。
(その後、おそらくそれに匹敵する体験をできなかったのではないかと思い、それが気の毒ですが)
そして、その中学受験は、「つめこみ」と「ひらめき」でできてしまった。
だから、今でもそれさえやれば、通用すると思っているのですが、
なかなか現実はそうも行きません。
なんと言っても、5年間 そんな風に過ごしてきてしまったので。。。
中学受験を担当した塾なり家庭教師のせんs婦負を連れてきてほしいです。
一体、彼をどのような人間にしようと思っていたのか。
たぶん、何にも考えていないですよね。
それが、私が塾を始めた、理由でもあります。
一人一人に、真剣に接することができる、
彼らの将来にも責任を持てる、
そんなことは、当たり前だと思っています。
たとえば、コンサルティングの仕事をして、お金さえもらったら、
成果物だけとりあえず出してしまえば、よし。
そんなはずはありません。
一生の付き合いだと思って、仕事をしてきました。
とはいえ、いい加減な人もたくさんいるのも事実。
まあ、どの業界も同じと言えば同じですね。
悲しいことです。
(その後、おそらくそれに匹敵する体験をできなかったのではないかと思い、それが気の毒ですが)
そして、その中学受験は、「つめこみ」と「ひらめき」でできてしまった。
だから、今でもそれさえやれば、通用すると思っているのですが、
なかなか現実はそうも行きません。
なんと言っても、5年間 そんな風に過ごしてきてしまったので。。。
中学受験を担当した塾なり家庭教師のせんs婦負を連れてきてほしいです。
一体、彼をどのような人間にしようと思っていたのか。
たぶん、何にも考えていないですよね。
それが、私が塾を始めた、理由でもあります。
一人一人に、真剣に接することができる、
彼らの将来にも責任を持てる、
そんなことは、当たり前だと思っています。
たとえば、コンサルティングの仕事をして、お金さえもらったら、
成果物だけとりあえず出してしまえば、よし。
そんなはずはありません。
一生の付き合いだと思って、仕事をしてきました。
とはいえ、いい加減な人もたくさんいるのも事実。
まあ、どの業界も同じと言えば同じですね。
悲しいことです。
青山プレップスクールでは、すべての指導に対して、
生徒さんと先生(学習サポータ=大学生)以外の第三者が、指導を直接見ています。
なぜそんなことをするのか?
1.とかく属人的になりがちな指導を、先生個人の「カン」頼りにさせないため
2.第三者であるからこそ、感じられる、指導上の改善点の発見のためn
3.指導が停滞してしまったときの、フォローやちょっかいのため
こんな手のかかる仕組みですが、非常に評価をいただいています。
そして、先日ですが、ちょっとボーっとしている先生の指導を見てしまいました。
彼も、とても実績のある優秀な先生なのですが、
人間ですので、そういう時もあるでしょう。。。。。
とは行きません!
サービスとしてやっていることですので、妥協は許しません。
指導後に、どういった意図で、今日の指導を行ったのか?
今後どうすべきかについて、話し合いを持ちました。
そして、今回は、厳重注意というだけで終わりにしましたが、
その辺がまだまだルーズな業界だなあと、痛感しました。
家庭教師で大学生を雇われている方も、同じだと思います。
どうしても、「プロ」意識が弱いと言いますか、大学生にはそういう面が出ることもあるでしょう。
実際に見ていないとわからないのです。
そして、それはとっても大変で、現実的ではないような気がします。
ただし、そうではあっても、大学生の方が、まだましだと思いますが、
その話はまた後日
生徒さんと先生(学習サポータ=大学生)以外の第三者が、指導を直接見ています。
なぜそんなことをするのか?
1.とかく属人的になりがちな指導を、先生個人の「カン」頼りにさせないため
2.第三者であるからこそ、感じられる、指導上の改善点の発見のためn
3.指導が停滞してしまったときの、フォローやちょっかいのため
こんな手のかかる仕組みですが、非常に評価をいただいています。
そして、先日ですが、ちょっとボーっとしている先生の指導を見てしまいました。
彼も、とても実績のある優秀な先生なのですが、
人間ですので、そういう時もあるでしょう。。。。。
とは行きません!
サービスとしてやっていることですので、妥協は許しません。
指導後に、どういった意図で、今日の指導を行ったのか?
今後どうすべきかについて、話し合いを持ちました。
そして、今回は、厳重注意というだけで終わりにしましたが、
その辺がまだまだルーズな業界だなあと、痛感しました。
家庭教師で大学生を雇われている方も、同じだと思います。
どうしても、「プロ」意識が弱いと言いますか、大学生にはそういう面が出ることもあるでしょう。
実際に見ていないとわからないのです。
そして、それはとっても大変で、現実的ではないような気がします。
ただし、そうではあっても、大学生の方が、まだましだと思いますが、
その話はまた後日